再就職準備金貸付事業とは?

 以前に介護職員として働いていた方が、結婚や出産、子育てなど事情があり一旦退職したが、再度、介護の仕事に就くときに、復帰するための準備金として、上限20万円を無利子で貸し付けてくれる制度。また、この制度は、国からの20万円の貸し付けに加えて、自治体独自の方針により、最大40万円まで準備金を受け取ることができます。(ちなみに、この制度がある地域か、確認しましょう。)
 この制度を利用するには、ある一定の条件を満たさなければいけませんが、最大のポイントは、2年間、介護職員として働くと、返済が全額免除されるというのが魅力です。では、この制度を利用するにあたっての条件は何か説明していきましょう。

❖再就職準備金貸付を受けるための条件❖

条件その①
再就職するまでの間に、事前に各都道府県の福祉人材センターに、届け出を行い、利用計画書を提出したもの 条件その②
介護職員として、1年以上の実務経験があること 条件その③
介護職員初任者研修や介護職員実務者研修修了者、介護福祉士など、介護資格を持っているもの 条件その④
介護保険サービス事業所等において、介護職員として再就職したもの

❖申請の方法について❖

福祉人材センターへ離職の届け出、相談
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介護施設への再就職の内定が決まると、県社協へ書類を提出
          ⇩                      ※この際に連帯保証人が必要になります
貸付決定後、書類が県社協から届く   
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書類を記入して県社協に提出
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書類の審査が終われば後日指定口座に入金
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就職したら、書類を県社協へ提出
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その後6カ月に1回、従事していることの確認があり、県社協より文書が届きます。その書類に業務従事先の証明をしてもらい県社協へ提出
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2年間従事すると、書類を県社協へ提出
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     貸付金の返還免除確定

コロナ禍の今、介護事業所では、人材不足がより一層大きな問題となっています。
資格をお持ちで、少し時間にゆとりができた方や、子育てが一段落した方など、
みなさんの「働きたい」気持ちを後押ししてくれるような制度だと思います。
制度を利用して、介護の仕事に復帰しませんか。