主任介護支援専門員とは、介護支援専門員の業務に関し、十分な知識と経験を有する者で、所定の研修を受講することで与えられる上位資格です。新人の介護支援専門員の指導や育成はもとより、介護が必要な高齢者のケアプランの作成、介護支援専門員への支援にあたります。また、地域包括支援センターでは必置となっており、社会福祉士や保健師などとチームを組み、地域の高齢者の保健・医療・福祉の向上や虐待防止、介護予防ケアマネジメントなどにあたります。
主任ケアマネになるためには、一定の実務経験や研修受講の条件を満たした後、主任介護支援専門員研修を受講する必要があります。取得してからも、取得した日から5年ごとに主任介護支援専門員更新研修を受講しなければなりません。