介護の仕事を目指す人も多いと思いますが、介護業界の面接では、他の職種とは重要視されるポイントが大きく違います。

そのため、採用されるためにはしっかりと対策をとっておかなければなりません。 介護というと、一見、華やかでやりがいのある仕事に思えますが、離職者は他の職種に比べるとかなり多いです。利用者に怒られることもありますし、力仕事も行わなければなりませんので、精神的にも肉体的にも疲労してしまうからです。

そのため介護施設で働く人は、「絶対に辞めない人」を求めています。それを判別するために、我慢強さや、やる気の有無を重要視して、採用を決めるのです。 採用されるためには、この二つのポイントを第一にアピールする必要があります。

我慢強さをアピールするのであれば、具体的なエピソード、例えば学生時代に何か一つの目標を長期間かけて達成したエピソードなどを話すようにしてください。

逆境を乗り越えたということや、何かの問題を自分で解決したというような話も好評価に繋がります。単純に「我慢強い性格です」といっても、何の信憑性もないので、リアリティーのある話をするようにしましょう。

それが好評価を得るための重要なポイントです。

やる気をアピールするためには、企業研究をしっかりと行うことが大事です。その介護施設のことは当然ですが、業界の動き、最新のニュースなどはしっかりと把握しておくようにしましょう。それを面接で伝えることによって、「本当にこの業界に興味があるのだな」と相手が思うようになるので、間接的にやる気というものをアピールできるようになるのです

介護業界で働くのであれば、コミュニケーション能力というものも重要になってきます。利用者とのコミュニケーションは当然ですが、その家族ともうまくコミュニケーションを取れなければ、介護職員は務まらないものなのです。

コミュニケーション能力に関しては、面接での受け答えの仕方、目線の動き、声のトーンなどによって判断されることになります。そのような部分は面接対策の基礎中の基礎であり、当然対策を行っているはずですので、あえて言及はしません。

人見知りの人などは、コミュニケーション能力を見られるような面接が苦手だと感じてしまうかもしれませんが、簡単にそれを乗り切る方法があります。

それは、笑顔です。 とにかく笑顔を絶やさないということを意識しておくだけで、対面した人は「この人は話しやすい人だ」という印象を受けることになります。それほど上手に話ができなかったとしても笑顔があれば、「緊張していたのかな」ぐらいにしか思わないので、人見知りの人は笑顔を保つ練習をしておくと良いです。 もちろんこれが全てというわけではありませんが、介護施設の面接では、ほとんどの場所でこのようなポイントが重要視されます。

介護業界を目指す人は、最低限マスターしておくといいでしょう(^^♪