良い履歴書とは、いったいどのようなものなのでしょうか?
基本的なルールが守られているのはもちろんですが、それだけでは競争率が高い場合には勝ち残れませんし、「短期間での転職が多い」など不利な点があれば、なおさら採用される可能性は低くなってしまいます。つまり、採用担当者に自分自身の魅力をアピールし、「ぜひ採用したい」と思わせるのが、良い履歴書の条件ではないでしょうか。
まずは、ほかの職業とも共通する、基本的な履歴書の書き方やマナーを確認しておきましょう。以前書いたことがあるから大丈夫だと思っていても、意外と忘れていることもありますので、その意味でも必ず確認しておきましょう。
・年号は西暦・和暦で統一する
・間違えた場合は、修正テープや二重線は使わず、履歴書を書き直す
・欄の空白は極力なくす
・押印はすれないようにする
・スタンプ式のハンコは使わない
・住所は都道府県から、正式な表記で書く
・履歴書のコピーや使い回しはしない
・学校名・企業名・資格・免許名などは省略せず、正式名称で書く
履歴書は、パソコンで作成した物よりも、手書きで丁寧に書かれた物のほうが好印象です。修正ができないのでたいへんですが、丁寧に書かれた履歴書からは人柄や誠実さも伝わります。字が汚い人でも、時間をかけて、じっくりと作成することをおすすめします。
注意したい履歴書の失敗例
介護職の履歴書の書き方についてご紹介してきました。履歴書の記入スペースは限られているので、記入する際は、書く内容を決めてから記入するとミスが減ります。ほかにも、以下のような履歴書の失敗例も参考に、丁寧に仕上げていくようにしましょう。履歴書の失敗例としては、次のようなものがあります。
・写真の貼り付けに失敗して曲がってしまった
・押印を忘れてしまった
・志望動機が「介護職を目指した理由」になってしまっている
※近年でパソコン作成の方が多く見られます。パソコンが使用できるというアピールにはいいかもです。
ただ、個人的には時間をかけ作成した手書きのほうが誠意を感じるように思います。
ルールを守りつつ、ご紹介した項目ごとにポイントを押さえて、担当者に好印象を与える履歴書を作成しましょう。