福祉の仕事は、対人関係がとても重要です。
それだけに職員採用の選考にあたっては人物や適性面が重視されることがおおいにあります。

そこで、実際、福祉の現場ではどんな人が求められているのか色々な意見を集めてみました。

人に興味を持ち、共感力と思いやりをもって人と接することができる人

福祉の仕事は「人」が相手の仕事です。
それだけに、何よりも人(人間)が好きで人と接することが好きな人が求められています。
自分も含め人に対して興味や関心を持ち、相手の立場に立って物事を考えられる、また、行動できるという事が大切です。

物事を多角的に見て考えられる、柔軟で適応力のある人

日常の中で起こる色々なことを、一方向からだけとらえるのではなく、違った方向から物事を考えられる人。
一つの考えだけに凝り固まらず、新しい対応策などを発想することが出来る人は、現場で「応用力がある」と期待されます。

利用者さんのプライバシーを守ることが出来る人

利用者さん一人一人の性格や趣味嗜好、人生背景など細かい情報を把握することは係る上で大切です。
と同時に、守秘義務を守る、知りえた情報を口外しない、プライバシーを守ることが出来ることが絶対の条件です。

相手の生活ペースを知り、待つことが出来る人

福祉の仕事は、決して自分のペースで仕事が進められるとは限りません。
利用者さんの生活スタイルに合わせた対応が求められます。福祉の仕事は、ある意味「待つ」ことが仕事でもあります。

いろいろなことに興味を持ち、視野を広く、情報を吸収する人

専門的な知識だけではなく、業務に関連する周辺のことにも目を向け、仕事に取り入れていける人。
また、自分の趣味や特技を持ち仕事に生かせる人。
これも一つの強みになります。

●チームワークを大切にできる人

多くの福祉の職場では、協力とチームプレイが不可欠です。
他の職員、医療専門家、カウンセラーなどと連携し、利用者さんの総合的なケアを提供するために協力することが求められます。

このように、求められる人とはどういう人なのか、何となくわかりますよね。これすべてに当てはまらなくても、どれか一つ「これなら自信がある」という事を上手にアピールしていってみてはいかかでしょうか?